第56回 理事会を開催
date:2011/10/13
第56回 理事会
平成23年10月13日(木)午後1時より、本部6階会議室において、日本建設組合連合の第56回理事会が開催されました。馬場章年会長を始めとする総勢15名が出席し、本理事会の主要な議題である「組合員資格の確認調査に関して社会保障委員会と国保組合との間で協議を行ってきた経緯についての報告」に関して討議されました。
会議の冒頭、馬場章年会長は、以下の通り挨拶されました。
「本日は、当初の日程では、社会保障委員会及び総務・組織対策委員会を開催した後に、財政運用協議会を開催することを予定しておりましたが、役員の方から『組合員資格の確認調査に関してお尋ねしたい。』とのご意見がございましたので、少数意見であっても事案の重要性を鑑み、この方のご意見を汲み上げ、急遽、日程を調整し、本日の予定を繰り上げて開催致しております。」
引き続き、建設連合国民健康保険組合と資格確認調査に関して協議を行ってきた社会保障委員会より、今年度に開催した国保組合との合同会議の内容及び経過説明があり、次いで討議を行い、組合員の方々に対する「資格確認調査についての通知文」の文言の妥当性及び職権喪失に係る県の見解との整合性が主要な論点となりました。
その結果、確認書類未提出者に対して職権で組合員資格を喪失させるとの規約改正案を愛知県健康福祉部医務国保課に照会した経緯を踏まえて、未提出者に関しては、最終的に資格を喪失させる方針であることを医務国保課に伝えて欲しい旨の申し入れを国保組合に対して行うことで意見の一致を得ました。
この決定を受けて、上述の申し入れを行った結果、国保組合側では、愛知県庁を訪ね、組合員資格確認調査の実施に係る理事長通知(9月16日付)等支部送付物一式を提示し、未提出者については最終的に喪失させる方針であり、確認作業の手順を踏んだ上で、最終的な手段としての職権喪失を行い、これにより、確認調査の公平性と信頼性を担保するとの説明を行っております。