第1回 総会を開催
一般社団法人 日本建設組合連合
date:2014/07/121
第1回 総会
平成26年7月12日(土)午後2時45分より、新横浜プリンスホテル4F「桜川」(横浜市港北区新横浜3-4)において、一般社団法人日本建設組合連合の第1回総会が開催されました。
黒島一生会長を始め、馬場章年相談役と執行部役員の他、全国の加盟会員より組合関係者が出席し、平成26年度における事業計画(案)並びに収支予算(案)等が審議されました。
会議の冒頭、黒島会長は、以下の通り挨拶されました。
「1992年度をピークに長らく減少傾向が続いてきた我が国の建設投資は、東日本大震災発生後の復旧・復興事業によって押し上げられた結果、漸く増加に転じました。緊急経済対策の本格実施に伴って公共工事が増加し、景況感の改善から民間建築工事の増加及び消費増税前の駆け込み需要等も加わって、建設投資は回復基調が継続しております。然しながら、これまで続いた建設投資の減少や、受注競争の激化等による建設業界の疲弊、建設現場で従事する技能労働者の処遇悪化及び就業者の高齢化、若年入職者の減少等により、技能労働者不足が一層常態化しております。日本建設組合連合は、長年検討して参りました法人化が愈々実現し、厚生労働省所管の二つの事業体を有する全国組織として、対外的な信用性が更に増すことは基より、対外的により強い発言力を確保するための基盤創りを行って参ります。今後も先を見据えた観点に立ち、事業体である建設連合国民健康保険組合と、日本建築業国民年金基金の適正なる運営及び労働保険等の積極的な取り扱い等を通して、組合員の方々の生活の安定と向上、福利厚生面での一層の充実を図って参る所存であります。今後共、倍旧のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、私からのご挨拶とさせて頂きます。」
議長選出を経て、一般社団法人における定款、役員体制、社員(会員)及び総会運営規程の制定等についての報告の後、引き続き審議事項へと移り、第1号議案「平成26年度事業計画(案)」、第2号議案「平成26年度収支予算(案)」等について審議され、何れも原案通り可決承認されました。